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2006年12月19日 (火)

ユーミンについて

 日本の音楽家でビートルズに匹敵する仕事を残しているのは、松任谷由実ではないだろうか。特に、荒井由実&キャラメルママ時代の曲は、さまざまなアイデアがあって、メロディーも美しい。

当初、私が持っていたユーミンのイメージは、なんだか一本調子な歌い方だなあ、とか、高音域になるとちょっとべチャッとするなあ、ぐらいのものだった。もちろん「卒業写真」「あの日にかえりたい」など、いい曲を書く人だというのは知っていたが。

ところがいざ聴いてみると、何の表情もないような声の出し方が、かえって透明度を増し、そこに聴き手の感情をのせるスペースが生まれるのである。トランペットで言うと、マイルス・デイヴィスのノン・ビブラート奏法のようなものか。

僕の持っているのはベスト盤だが、それにしてもあの70年代、四畳半フォークが主流だったころに、これほど品が良くて明るい音楽をやっていたとは。「雨のステーション」を聴かれたし!

今は空中ショーもされるらしいが、そういう面でも恐るべき人だ。天才だ。

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